長岡京市には、待機児童の発生など直面する喫緊の課題があります。 こうした目の前の課題に一つひとつ取り組むことは重要です。 しかし、併せて、10 年先、20 年先を見すえ、私たちの子供や孫の世代に誇れるまちを残していくために、 今、取り掛からなければならない課題もあります。

キーワードは、

  • 定住の促進
  • 交流の拡大
  • まちの新陳代謝

この 4 年間、市民や議会の皆さんと「対話」を重ね、 長岡京市のまちづくりの方向性とそこへ向かう具体的な事業の姿を示して参りました。

それらを具体的に 4 つの「長岡京市づくり」として約束いたします。

ステージは「計画」から「実行」へ。そして「考える」から「行動」へ。 市民の皆さんとともに、力強く前進してまいりたいと思います。

概念図

1. 安心で豊かな暮らしづくり

こども
待機児童対策の推進と子育て支援の充実
民間事業者と連携した待機児童対策を推進するとともに、公立保育所での主食提供を実施するなど保育環境の充実を図ります。また、地域子育て支援センターや子育てコンシェルジュなど子育て支援対策の強化を図ります。
ICT教育の推進
読書、国際理解教育に加え、ICT 教育を特色とするため、小中学校での ICT 環境の整備を行います。
子ども関連施設の新陳代謝の促進
老朽化の進む学校施設や保育所の再整備に向けた検討を進めます。放課後児童クラブ施設については老朽化や狭隘化への対応をさらに促進します。
子育て世代の経済的負担の軽減
国による幼児教育・保育の無償化との連動した諸制度の見直しや子育て支援医療費助成の充実など子育て世代の経済的負担の軽減に努めます。
発達障がい支援体制の強化
発達障がいに対する支援体制を強化するため「児童発達支援センター」のあり方について検討を進めます。
介護・医療
医療提供体制の充実
高齢化を見すえ「長岡京市地域医療ビジョン」に基づき、医療と介護の連携をさらに深めます。また、済生会京都府病院の阪急西山天王山駅周辺への移転整備と機能強化を支援します。
健幸長寿の推進
全庁・全市をあげた「健幸長寿プラン」の実行により健康に楽しく齢を重ねられる環境づくりに取り組みます。
介護資源の強化
団塊世代が要介護世代となる 2025 年に向け、介護サポーターなどの人材育成、成年後見制度の充実、W ケア対策、認知症施策などを推進します。
健康づくりの促進
楽しく取り組める健康づくりメニューの開発やインセンティブの仕組みづくりに取り組みます。
福祉
地域における福祉と支え合いの体制強化
現在、4 小学校区で実施をしている地域福祉の体制強化を全小学校区さらに拡大するとともに、地域包括支援センターなど関係機関の連携をさらに深めます。
共生型福祉施設構想の実現
府立向日が丘支援学校の建替え整備に向けて京都府との連携を進め、障がい者や高齢者のニーズに則した施設整備を行います。
障がい者施策の推進
制定された「誰もが共に自分らしく暮らす長岡京市障がい者基本条例」の理念に基づき各種施策を進めます。
引きこもり対策・不登校対策の体制整備
引きこもりの実態把握や教育と福祉の連携など情報共有体制づくりに取り組み、自立への支援を強化します。
安心・安全
災害対応能力の強化
市内 10 小学校区での一斉訓練実施を通じて地域の防災力強化を図るとともに、避難所の環境整備や要配慮者対策を進めます。
安心・安全見守りネットワークの実現
市内約 200 か所での防犯カメラとビーコンの設置により子どもや認知症の方々の見守り体制を強化します。
治水対策の充実
いろは呑龍トンネルの供用開始に向けて接続工事を進めるとともに、神足ポンプ場の機能強化や風呂川排水区など治水対策をさらに進めます。
上下水道事業の安心・安全と経営の効率化
「長岡京市上下水道ビジョン」を策定し、浄水場や管路など水道施設の耐震化の推進、ストックマネジメント・資産の有効活用により安定的かつ効率的な上下水道事業経営を行います。

2. 次の世代へとつなぐ魅力づくり

住民自治・人権
住民自治の推進
自治会活動や地域コミュニティ活動の活性化など、住民自治の促進に向けた条例の制定を検討します。
地域コミュニティ
防災や高齢者の見守りを軸とした地域コミュニティ協議会の全校区設置を目指します。
男女共同参画の推進
更なる女性の活躍に向けたネットワークづくりに取り組むとともに、増加する DV 相談に対応するための女性交流支援センターの機能強化を図ります。
人権や多様性を大切にするまちづくり
「長岡京市人権教育・啓発推進計画」の着実な実施や LGBT に対する理解促進など人権や多様性を尊重するまちづくりを進めます。
商業・観光・農業
中小企業振興条例 (仮称) の制定
地域内経済の循環を目指した「中小企業振興条例 (仮称)」の制定や地域通貨の導入に向けた検討を進めます。
企業誘致の推進
企業立地促進条例を改正し、ものづくりに加え宿泊施設などサービス産業、オフィス系事業所の誘致など市内地域経済の活性化や交流人口の拡大につながる取り組みを進めます。
地域経済の活性化につながる観光振興の推進
「新・観光戦略プラン」に基づき、事業者など観光に関連する方々が主体となった「稼げる」観光の仕組みづくりや広域連携による観光振興に取り組みます。
農業人材の育成・確保
学校給食での地産地消を進めるとともに、農業を支える人材の育成・組織や基盤の整備など付加価値の高い農業の振興に努めます。
民間と連携した「道の駅的施設」の検討
市内の農業振興につながることを軸に、民間事業者と連携した魅力ある「道の駅的施設」の検討をさらに進め実現を目指します。
環境
西山森林整備と放置竹林対策の推進
「西山森林整備構想」の着実な推進と、相次ぐ自然災害による被害の復旧に取り組みます。
エネルギーの地産地消
エネルギー源としての竹林資源の有効活用や自治体 PPS の検討など自然エネルギーの導入を積極的に進めます。
環境基本計画の見直し
市民とともに地球温暖化対策を推進し、持続可能でレジリエント (強靭) な地域づくりを目指します。
ゴミ減量への挑戦とサービスの向上
ゴミの指定袋制導入によるゴミ減量への取組みや高齢者・障がい者向け戸別収集体制の構築を目指します。
文化・スポーツ
文化振興計画の策定
文化振興基本計画を新たに策定し、長岡京芸術劇場の充実を行うなど「文化のまち長岡京」を発信します。
スポーツ環境の充実
スポーツ環境の充実を図るためスポーツセンターのリニューアルに取り組みます。
スポーツ・文化分野における子どもたちの育成
子どもたちのスポーツや文化での活躍を応援するための制度づくりに取り組みます。

3. 新しいまちのかたちづくり

まちの新陳代謝
公共施設の再編
公共施設再編整備構想を具体化するとともに公共施設の複合化や資産の有効活用を図り、市民サービスの向上や効率的な整備を推進します。
市役所庁舎および周辺の整備
市庁舎建替えについて 2 期に渡る建替え実施、産業文化会館・保健センターとの複合化、市民広場の設置を核とした市庁舎整備の計画を策定。今後、具体的な設計に入り事業に着手します。
空き家対策の推進
空き家バンクや行政プラットフォームを活用し、空き家の流通促進や管理不全空き家対策を進めるとともに、空き家の利活用を促進する支援制度の構築を検討します。
まちづくり
長岡天神駅周辺のまちづくりの推進
地元まちづくり協議会による基本構想の策定や市としての基本計画策定に基づき、連続立体交差の方法や駅前広場、アクセス道路のあり方整備手法を具体化。長岡天神駅周辺のまちづくりを前に進めます。
西山天王山駅周辺のにぎわいづくり
周辺の土地利用や高速バス停の利便性・機能の向上などを通じて、西山天王山駅周辺を「交流の拠点」として魅力の創造を図ります。
長岡京市らしい景観づくり
勝龍寺城公園や八条が池周辺の整備、無電柱化の推進など各種施策と連動した長岡京市らしい景観の形成に取り組みます。
文化財の発信と利活用の促進
乙訓古墳群など歴史資源を有効に活用・発信するとともに、まち全体を歩いて楽しめるネットワークづくりに取り組みます。
道路・交通
交通の拠点・道路ネットワークの整備
JR 長岡京駅東口のリニューアル、御陵山崎線、長岡京駅前線など道路ネットワークの整備を着実に進めます。
公共交通の充実
路線バス・コミュニティバスの水準の充実など利便性の高い公共交通網の構築と市民全体でそれを支える仕組みづくりに取り組みます。
自転車の利用促進
自転車ネットワーク計画の策定に取り組むとともに、自転車にやさしい道路や施設の整備、放置自転車対策等に努めます。

4. 市民の期待を超える市役所づくり

行財政運営
情報発信・シティプロモーションの充実
市民への情報発信ツールの多様化を進めるとともに、2020 年大河ドラマ『麒麟が来る』や東京オリンピック・パラリンピックなどと連動したシティプロモーションに取り組みます。
民間連携の推進
民間事業所や企業との連携を深め、公民での役割分担のもと公共サービスやまちづくりでの民間の力の活用を最大限に図ります。
業務の効率化・サービスの向上
市役所庁舎の整備に併せた ICT 化の推進など業務効率の見直しと市民サービスの向上に取り組みます。
財政基盤の強化
充実した市民サービスを維持するためにも公共施設利用料の適正化や公共施設再編で生じる市有資産の利活用などを通じ、増加する行政需要を支える財政基盤の強化・市民負担の軽減に努めます。
人材の確保・育成と組織運営の強化
雇用需給がひっ迫する中、市役所人材の確保と育成を積極的に進めるとともに、市民の期待を超える市役所づくりに取り組みます。
広域連携の推進
一部事務組合の運営の効率化や各種行政分野における乙訓 2 市 1 町での広域連携を深めるとともに、京都府や京都税機構などとの更なる連携を通じ行政事務の効率化に努めます。
「対話」の継続
市民との「対話のわ」を継続実施するとともに、議会・市役所内での対話を継続します。